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口臭予防対策事典 ブレス・デザイン

口臭をコントロールするのに重要な要素がもう一つあります。
それは…
唾液」です。

詳しくは順次説明していきますが、ニオイ物質が生じても、これが「口臭」という形で不快な症状になるかどうかは「唾液」が鍵を握っています。

「唾液が正常」な状態であれば、口臭は抑え込まれていることが多いのです。
唾液について勉強してみましょう。唾液の役割としては以下の8つです。

・消化作用:唾液中の酵素(α-アミラーゼ)でデンプンをマルトースに分解。
・溶解作用:味物質を溶解して味覚を促進させる。
・洗浄作用:食べ物のカスを洗い流す。
・円滑作用:発音や会話をスムーズにする。
・抗菌作用:抗菌作用を持つ物質で病原微生物に抵抗する。
・pH緩衝作用:pHを一定に保ち、細菌の繁殖を抑える。
   ※ 重炭酸塩(NaHCO3:85%)やリン酸塩による作用。
・保護作用:歯の表面に皮膜を作りムシ歯を防ぐ。
・体温調節作用:
   ※ イヌなどの汗腺がない動物は、唾液で体温調節を行っている。
     汗腺を持つ動物でもこの作用は持つ。

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物理学的に「状態方程式PV=nRT」から唾液量が多いと、唾液中に溶けているガスが蒸発しにくくなることが考えられます。気圧と温度が一定ならば、体積・容量が大きいほど多くの分子が溶けるということです。発生する口臭ガスが少なくても、溶かしておく唾液が少なければ、口臭ガスが蒸発して口元から漏れてくるのです。

また新鮮な唾液には「酸素」が含まれているので、口の中の隅々まで酸素を送り込む役割も果たします。バクテリアの活動を抑えるは、多くの新鮮な唾液が出ていることも重要です。

***

唾液は、自分の意思ではコントロールできない「自律神経」の影響を受けています。
自律神経には2種類「交感神経」「副交感神経」というものがあり、作用によって唾液の分泌量や性質も変わってきます。

ストレスを感じていたりイライラした状態だと「交感神経」が働いて酸性のネバっこい唾液が少し出てきます。「緊張して固唾を飲んだ」というのは、交感神経が働いている時の良い例です。

逆にリラックスした状態だと副交感神経が働いて、中性〜弱アルカリ性のサラサラな唾液が大量に出ます。更に食事をすれば、その刺激を受けてさらに多くの唾液が出てきます。
「ボーッとしてたらヨダレが垂れてきた」というのは、副交感神経が働いている時の良い例です。

多くの唾液を出すためには、心身を「リラックス」させることが重要です。

多くの唾液があれば、酸素が供給され、糖分は胃に流れ込み、pHも中和されて中性に近づきやすくなります。そのために嫌気性バクテリアは活動しにくくなります。
口臭ガスのもとになるタンパク質も唾液で洗い流されることになります。
※参考記事:口臭を生み出す「ガス発生細菌」とは…

ただ、この唾液が出にくくなって口が乾いてくるドライマウス症状は厄介なポイントがあり、ドライマウスの原因の92%は生活習慣にありということです。
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| 口臭予防対策事典 ブレス・デザイン | 2009/04/24 11:33 AM |
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