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口臭予防対策事典 ブレス・デザイン

自律神経が狂うと唾液が出にくくなる」という話から、ちょっと脱線してしまいました。
唾液を出すためには「十分な水分補給が重要」だということは以前の記事の通り。
ここに書くトレーニングは十分な水が身体に供給されていることが大前提になります。
唾液には「刺激時唾液」と「安静時唾液」の2種類あります。
食事中に出てくる唾液が「刺激時唾液」で、食事していない時に口を潤してくれるのが「安静時唾液」です。安静時唾液が少ないと、口の中が乾燥して口臭が発生しやすくなります。

刺激時唾液が十分出なければ、安静時唾液も少なくなります。
これは唾液腺の機能が衰えていると考えて良いと思います。
(運動していない人の筋肉が痩せ細っていくのと同様と考えてください)

食事療法というものがあります。
これは食事をトレーニング(リハビリ?)として捉えるものです。
余計なお金をかけずに済むので、これが最もオススメな方法です。

刺激時唾液を十分に出すためにはよく噛むことが重要になります。
食事をすると唾液は「安静時唾液」の10〜20倍のスピードで大量に分泌されます。

子供の頃「一杯頬張るな、30回以上噛め」なんて言われませんでしたか?
しつけに厳しい家庭で育ったのであれば、経験があるかも知れません。
先人の知恵でもあり、非常に重要なポイントを含んだ言葉です。

弥生時代には1回の食事に1時間もかけ、なんと4000回もの咀嚼をしていたそうです。
昭和10年頃には1回の食事に約20分かけ、約1500回の咀嚼をしていました。
現代だと食事時間は10分ほど、咀嚼回数も約600回と激減です。
※わずか10分では満腹中枢も働きませんので、過食気味になります。

しかし、噛む回数を急に増やせといっても難しいもの。噛みごたえのある食べ物や料理に一工夫するだけでもずいぶん違います。
(30回以上噛もう、という意識は大事です)

噛む回数を増やすには、繊維の多い根菜(ゴボウ、レンコン)やキノコ、乾物(昆布、ひじき)、貝、海藻を取り入れたり、野菜は煮るより生野菜のほうが噛みごたえがあります。
素材をちょっと大きめにするだけでも噛む回数は増えます。
ちょっと料理を工夫していつもより噛む回数を増やしましょう。
噛めば、ダイエット効果もありますし、多くの健康効果が現れます。

口の中には舌小帯や頬小帯といった「スジ」があるのですが、それが唾液腺のポンプの役割を果たします。スジが伸び縮みすることで、唾液腺から唾液が汲み出されてくる仕組みです。

よく噛んで食事をすれば耳下腺から消化酵素の多いサラサラ唾液が出てきますし、舌を動かすことで粘膜を保護してくれる唾液が舌下腺や顎下腺から汲み出されてきます。

食事療法以外には、たけしの本当は怖い家庭の医学でも紹介されていたイーウー体操のようなものもありますし、顔のマッサージをして唾液分泌を促進するという方法もあります。舌で口の中を嘗め回す「舌回し」というのも手軽で良いですね。

咬筋などの咀嚼筋、舌の運動不足や唾液腺の機能低下があるのなら、まずはこういった簡単なトレーニングから始めることをオススメします。
ただし、これは家庭療法であり、治療では、違う方法を行うことがあります。
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